舞台の感想をとにかくつらつらと書いてもいいでしょうか・・?(誰に・・?)
とりあえず、もうひたすらだらだらと書かせてもらいます。ネタばれあります。
あ、あ、戻ってきました!!(笑)ただいまです!!(笑)
えぇ・・・っと・・・初舞台でした。
というか、色々思い出してみると、昔高校の頃に劇団四季の美女と野獣を見ました。
あとは、小学生の頃、母親が博多の劇団のファンで、そのお芝居を何度か見たことがあるのと・・
母親が30年来のファンをやってる、舟木一夫の公演を中学のときに見ました。
そんくらいです。
あとは、ライブ、コンサートというものしか見たことありません。
そういう人間の感想です。
何か・・なんだろう・・・すっごい不思議な感じでした。
まず思ったのはステージが近い。当たり前なんでしょうけど、ライブと違う。
(特にMr.Childrenとは)
始まる前の、あの真っ暗さもびっくりしました。ライブで暗くなってもちょっとは見える。
んで、明るくなったら人がいた・・!!!
全体を見てると、ものすごく色んな発見が出来そうですね。
外にいる人も、話してない人も、そこそこで演技をしてて・・・なんか当たり前ですけど・・
きちんとした、お芝居なんだなぁ~って思いました。気が抜けない。
最初見てるうちは「旬くん!!生の旬くん!!」って思っていたんですが・・・
まず、最初に出てきても顔は分からないし、例の股間に布の状態。
だんだん、というか、もうすぐに「生の旬くん」とかいう問題じゃなくて
目の前にいるのは「カリギュラ」という人間だ、と思ってきました。
セゾニアはキレイでしたね。最初の印象と次に出てきたときの印象が違いすぎて・・
すごいなぁと思いました。残酷になれ、という言葉に忠実に、なんだなぁと。
印象に残ったのはエリコンです。というか、全然違いません?同じ役者でも・・
最初に思ったのは「絶対この人は舞台を中心にやってる人だろうな」と。
何か、台詞の言い回しとか、声量とかが全然違っててホントにすごかったです。
あれって・・最初に食べてるのって、たまねぎなんですね。びっくりしました・・・。
ケレアはとっても素敵でした。正直、長谷川さんでいるよりも「ケレア」でいる方が好きです。
何かもう、あの細さと、髪型とか、長谷川さんのあのケレアがとっても好みで・・・(><)
声も好きでした。でも、雑誌で見直したんですけど、長谷川さんじゃないんです・・
あのケレアがよかったんですよね・・・。
シピオンに関しては何か・・・けど、何か・・一番こう、難しいというか・・・
勝地くんも言ってたけど憎いんだけど、愛おしいっていう、すごい難しくないですか?
お父さんが目の前で殺されてるのに、それでも理解が出来るというのは・・・・
難しい。
あの2人でいるシーン、詞を読みながら陶酔していくんだけど・・・ってところ。
あそこはすごい元々、ぽっちりさんのを読ませてもらってたときも印象的でしたけど
すごくよかったです。
でもあそこも両極端ですよね。ストーリーは分かるんだけど・・・中身が難しい。
そしてカイユスことカリギュラ。
何か・・・まず思ったのは、ここまで作った小栗旬がすごいなぁ、と思いました。
時間なかったのになぁ・・って思いました。
けど、けど、役どころだから仕方ないんだろうけど、すごく台詞が早くて、
聞き取れないところが多々ありました。
ぽっちりさんのを読ませていただいてなかったら、全然分からなかったと思います。
けど、何か、台詞はとりあえず頭で思い出して、行動とか顔の表情とかを見てると
ますます切なくなりました。
何か・・・未だにこう、難しくて理解できてないです。そして理解しようと思うと考え込みます。
いろんなブログをめぐって、色んな意見とか読んでまだまだ模索中です。
カリギュラはなんで月がほしかったのか?これは何となく分かるんだけど・・
途中で「おれは月を手に入れたことがある、2,3度」とか言うところがありますよね?
ペディキュア塗りながら・・・あれがよく分からなかったりします。
女の人のことでいいのかなぁ・・?ただの嘘??
一番最初のあのスプレーで鏡を見えなくして「カリギュラ」っていうところは鳥肌が立ちました。
しかもすぐに真っ暗になるし・・・・。
あの音響もすごい効果的ですね。普段うすーくかかってて、いきなりどーん!!となって。
もう何度心臓が飛び出そうになったか・・。
途中途中、何度かコミカルなシーンも入ったけど・・・根底にあるものが深すぎて
素直に笑えない自分もいました。
けど、あのご飯食べてるシーン、あそこはちょっと普通の話し声というか、
台詞に聞こえないところもあって個人的に好きでした。そのあとの残酷なところは別として・・・。
あと、ビーナスのところ・・・お尻、びっくりしました(笑)
ミクシのニュースにも出てましたが、なんであそこでお尻を出したのか・・・。
どんだけ神々を愚弄してるんだ!ってことなんでしょうかね。
あのお尻が出るたびにちょっとドキドキしてる自分にびっくりしました(--;
けど、そんなにお尻だけに注目できるものでもなくて・・・考えさせられますけどね。
私的には、そのあとのあのピンクのドレスの方の
踊り・・ダンス?が
かわいかったです。あれは和みました(笑)
けど、衝撃のラストですね。
最後のセゾニアのシーンはとってもよかったです。
セゾニアには私にも共感させられる部分がありました。
けど・・・寂しいカリギュラですね。ホントに寂しい。シピオンが去ったあとも・・辛かった。
そして最後。どんな結末かは分かっていたし、
例のあの台詞も分かってたんですけども・・・・
衝撃でした。
ホントに目の前が真っ暗になった、そのままの印象でした。
身体がかたまったまま、そのまま終わったという感じでした。
終わって、役者さんたちが次々に来られて。
最後にカリギュラこと小栗旬。
3回出てきて、帰ったんだけど・・・なんか不思議な感じでした。
というのも、今もそれは思ってるんですけど、生で見たはずなんですよね。
けど、何か、小栗旬を生で見た~っていう印象が残っていない。
カリギュラは見ました。
比べるものが全部Mr.Childrenの田原さんになりますけども・・・・
ライブというか、演奏者はほぼ「素」ですよね。ステージ上の田原さんを作ってるかもだけど
でもでも、それでも『田原健一』であることには変わりないんですよ。
けど、昨日見た『小栗旬』は「カリギュラ」だったんです。小栗旬じゃなくて。
だから、何か・・素なんか見たわけじゃないから、
すごーい遠い存在というか、何かもう・・・・・なんか・・・不思議なんですよね。
夢のような感じです。
最初の舞台がこれでよかったのかなぁ~って、見たあとでも思ってます(笑)
でも本当に衝撃でした。こういうものなんだな、生の演技って。
生の小栗旬の演技って。
けど、カリギュラの印象しかないっていうのは、旬くんにとっては成功ですよね。
演じれてるってことなんですよね。きっとね。
いやぁ・・ホントに役者さんのファンって・・こういうものなんですね。
歌を
歌えない・・・歌わない人のファンって初めてだし、歌ってないところ見るのも初めてだし。
けど、舞台というものはとっても楽しめました。
マナーもすごくよかったと思うし・・・(前のおばあちゃん、お母さん、姉、妹の4人はだめだったけど)
トマリーも来てました。すんごいキレイでした。わぁ~って感じ。でもみんな静かに見てました。
豊原功輔さん(アリコのCMとか、電車男のあのエルメスのお兄さん的存在の・・)も来てました。
色んな人に注目されてるんだなぁ~っても思いました。
はぁ・・ということで、私の初の生小栗旬、終わりました。
小栗旬のどうのこうのよりも、カリギュラのどうのこうのを考えてしまって、
中々大変です。何か、まだ手探りです。千秋楽のときには理解出来るといいけど・・・。
はぁ。それまで勉強します。
そして・・出来ることならば。この先演じていない「小栗旬」を見る機会があればと思いました。
役を演じているときももちろんまだまだ見たいんだけど、一度でいいから見てみたいです。
そしたら「現実にいる人間」と思えるのかもしれないなぁ(笑)
田原さんをすごく近く感じれました・・・(笑)
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